リハビリテーション
「ケガの後遺症で体が思うように動かない」「膝や腰の痛みで歩くのがつらい」
リハビリテーションは、単なる訓練ではなく、自分らしい生活を取り戻すための大切なプロセスです。
京都市中京区のしみず骨粗鬆症・整形外科クリニックでは、四条駅・烏丸駅から徒歩約1分という通いやすい環境で、リハビリを提供しています。医師の診断に基づき、痛みの緩和と身体機能の改善を目指します。
当院のリハビリテーションの特徴
5階:理学療法・運動療法フロア(理学療法士等によるリハビリ)
(5階フロアは2026年開始予定であり、詳細については続報をお待ちください。)
ビル5階はワンフロアを活用した、リハビリテーション専用のスペースです。
理学療法士・作業療法士が筋力トレーニング、有酸素運動、ストレッチなどの指導や可動域訓練等を行い、身体の機能回復を図り、痛みの出にくい体づくりを目指します。
- 運動療法による骨粗しょう症の予防・改善(薬物療法との併用)
- 慢性的な腰痛や肩の痛みの改善
- 変形性膝関節症における下肢筋力強化訓練
- 急性外傷(交通事故等)に対する保存療法や復帰サポート
- 手術後の機能回復
- ロコモティブシンドロームの改善
2階:物理療法フロア(多彩な機器を用いたアプローチ)
2階では、痛みの軽減や血流改善を促進する物理療法を行います。
- 半導体レーザー治療器(ソフトレーザリー):低侵襲な治療法で抗炎症効果があり、深部の痛みを緩和する目的で使用します。
- 電気治療器(カイネタイザー): 筋肉の緊張をほぐし、痛みを緩和する目的で使用します。
- 頸椎・腰椎牽引装置: 首や腰をやさしく伸ばし、神経への圧迫を軽減する目的で使用します。
- ウォーターベッド: 水圧の刺激で全身をほぐし、リラックスしながら血行を促進する目的で使用します。
- プーリー: 肩関節などの可動域を広げるための訓練を行います。
治療の流れ
- 診察・診断: 医師が症状を詳しく伺い、必要に応じてレントゲンや骨密度検査を行います。
- リハビリ計画の策定: 診断に基づき、患者様一人ひとりの状態に合わせたプログラムを医師・スタッフで立案します。
- リハビリの実施: 症状に合わせて、機器による治療、または理学療法士・作業療法士による指導を開始します。
- 経過観察: 定期的に診察を行い、改善状況を確認しながらリハビリ内容を調整します。
対象となる代表的な疾患例
リハビリを始めるかどうかは、患者さんのお体の状態に合わせて、医師が一人ひとり判断します。そのため「この疾患なら必ずリハビリを行う」と決まっているわけではありませんが、一般的にリハビリが効果的とされる代表的な疾患には、以下のようなものがあります。
| 対象部位 | 代表的な疾患名 |
|---|---|
| 首(頸椎) | 頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎捻挫(むち打ち症)など |
| 肩 | 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)、腱板断裂、変形性肩関節症 など |
| 腰 | 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、ぎっくり腰 など |
| 股関節 | 変形性股関節症、大腿骨近位部骨折の術後 など |
| 膝 | 変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷 など |
| 手・肘・腕 | テニス肘・ゴルフ肘、腱鞘炎、ばね指、手根管症候群 など |
| 足・足首 | 足関節捻挫、足底腱膜炎、外反母趾、アキレス腱周囲炎 など |
よくある質問(FAQ)
- 「肩こり」や「慢性的な腰痛」でも、リハビリの対象になりますか?
-
医師の診察によって「頸椎症」などの原因疾患が認められる場合だけでなく、画像検査等では明確な病名がつかない場合(非特異的な痛み)であっても、関節や筋肉の機能低下(運動機能の低下)があると医学的に診断された場合は、リハビリテーションの対象となります。
当院では、まず医師が現在の痛みの状態や関節の動き、筋力などを総合的に評価し、診断を行います。その診断に基づきストレッチや姿勢指導など、患者様の症状に合わせたリハビリテーションを提供いたします。
- リハビリが「適応外(受けられない)」となるのは、どのような場合ですか?
-
炎症や痛みが激しすぎる時期や、全身の健康状態が不安定な場合は、すぐにリハビリを行えないことがあります。
例えば、下記のような場合は直ちにリハビリを行うことができません。
- 骨折したばかりで固定が必要な時期(主治医の許可が出るまで制限されます)
- 炎症が非常に強く、動かすことでかえって症状が悪化すると判断される時期
まずは医師が診察し、安全にリハビリを開始できるタイミングかどうかを診断いたします。
- 「五十肩(肩関節周囲炎)」ですが、放っておいても問題ないですか?
-
五十肩は激しい痛みがある時期(急性期)は無理に動かさず、痛みや炎症を抑える治療を優先します。ただ、長期間にわたり肩を動かさない状態が続くと、肩の関節が固まってしまい肩が上がらなくなってしまう場合があります。
そのため、痛みが落ち着き始めた段階で無理のない範囲で関節をほぐすストレッチや可動域訓練を行う必要があります。
(自己流で動かすと悪化することがあるため注意しましょう。)
- 変形性膝関節症はどのようなリハビリが効果的ですか?
-
「大腿四頭筋といった下肢の筋力強化」と「ストレッチ」の組み合わせが基本ですが、効果的な運動メニューや強度は、変形性膝関節症の進行度によって異なります。
変形性膝関節症の初期では、痛みの様子を見ながら大腿四頭筋を中心とした下肢の筋力トレーニングやストレッチを行うことで、軟骨にかかる負担を減らし、進行予防や痛みの改善を図ります。
変形性膝関節症が進行すると、関節の変形が進んでいるため、自重に近い負荷はかえって痛みを悪化させる原因になります。そのため、変形の具合にもよりますが、膝に体重をかけず「かなり軽度な荷重」にとどめる、または座った状態で軽く膝を伸ばす程度の安全なメニューを選定する必要があります。
(自己流で動かすと悪化する場合がありますので、注意しましょう。)
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この記事の監修:清水基行 医師 (日本専門医機構認定 整形外科専門医)